スマイル詐欺事件

「スマイル」(スマイリー・フェイスの略称)は1963年(昭和38年)米国マサチューセッツ州ウスター市で「故ハーベイ・ボール」によって創作・著作されたのは実際世界中で知られている。日本には文具メーカーがそれを剽窃して1970年(昭和45年)に導入された。

ところが平成9年、日本にヨーロッパ人が登場して「スマイルの著作権と登録商標権を自分が所有している」と日本で代理人と組んで大々的に記者会見を行い、日本経済新聞に2回に渡り全面広告を行った。

それまでスマイルは自由に使えると思っていた日本のメーカー30社は驚き、慄き、合計数億円の支払いをさせられたとの噂がある。

それを非難した「朝日新聞」と「FM東京」が提訴され、上告した「FM東京」は東京高裁で勝訴、ヨーロッパ人の詐欺的事業が日本で確定した。